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乗鞍岳・山スキー

【日程】2011年2月19~20日
【場所】北アルプス 乗鞍岳
【メンバー】 樹麗、koji(記)
【行程】18日:事務所22:00=中央道/国道158号線=2:00乗鞍高原温泉スキー場/第3駐車場
19日:乗鞍高原温泉スキー場9:00=かもしか平10:30-12:00位ヶ原-13:15(2,600m)~14:30かもしか平
20日:かもしか平~乗鞍高原温泉スキー場/第3駐車場

乗鞍岳・山スキー_f0175120_169355.jpg[18日(金)/19日(土)] 快晴
2時頃駐車場に到着し、レストランにある夜間無料休憩室に寝袋を持ち込みます。暖房は弱く床は冷たい状態ですが、テントと比べれば快適そのものです。朝8時頃に目覚め、休憩室で朝食を済ませます。レストランは既にオープンしていました。まずはリフトで上がるために回数券買います。少し歩いて上がれば回数券は2枚で大丈夫ですと言われましたが、予定通り?3枚買って楽なほうを選ぶことにしました。一旦滑って降りますが、ゲレンデはカリカリです。リフト3本を乗り継ぐと “かもしか平”に着きます。すぐ先の樹林帯の中にテントを設営し、山スキー開始です。
乗鞍岳・山スキー_f0175120_16111185.jpgいきなりの急登も、先行パーティーのトレイルを辿って登り切り、その後は快適なシール登高になります。ツアーコースとして整備されているため、切り開かれた樹林帯に番号看板が付いて迷う心配はありません。約1時間半で位ヶ原に到着し、乗鞍岳・剣ヶ峰、高天ヶ原が良く見えるところで休憩。ここから先は風を全身に受け進むことになりますが、しばらく歩くと、寒さにも慣れてきました。このあたりからは穂高の山々も望むことができ、雪山は最高!とあらためて感じます。
乗鞍岳・山スキー_f0175120_16132037.jpg本日は出発が遅かったので2,600mのところにある小高いピークのところまでとしました。途中で会ったカメラマン氏の話では、当初予定していた肩ノ小屋からの斜面はカリカリで凸凹があるが、宇宙線観測所から降りる斜面はパウダーがあるとのことでした。なるほど、皆そちらに向っています。われわれは小休止後、いよいよ滑降です。
はじめの雪面はカリカリで快適とは程遠かったですが、位ヶ原に入る斜面から位ヶ原は雪質も柔らかく快適な滑降を楽しめました。位ヶ原を出ると雪面が硬く、スキー板を抑えきれずに、何度か転倒してしまいました。こんなに下手だったかなあ?特に最後の急斜面は、斜滑降とキックターンを何回かして、ようやく無事に降りるという状況でした。
乗鞍岳・山スキー_f0175120_16135899.jpg乗鞍岳・山スキー_f0175120_16141463.jpg

天気は快晴で温かく、テントにビールを持って来なかった点が悔やまれましたが、大根としその葉を生ハムで巻いた贅沢な一品をつまみに新潟の銘酒で宴会となりました。夕食は熱々のおでんに黒霧島です。夜空を見上げると満点の星空で、明日も好天が期待されましたが、荒れた雪面が凍っていることを考え、明日の山スキーは中止にすることを決めました。
[20日(日)] 快晴
今日も快晴。朝食済ませテントの撤収を始めるころには、リフトも動き出しスキーヤーやスノーボーダー達が上がってくきます。大きなザックを背負い相変わらずのカリカリ状態であるゲレンデを快適に滑りました。早々に温泉(湯けむり館)に行くと、露天風呂から快晴の青空の中に真っ白に輝く乗鞍岳を望むことができ、天気に恵まれた山スキーを楽しむことが出来たことに感謝しました。
by kawasakirousan | 2011-02-20 20:30 | 山行報告:山スキー
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